エメラルドとは
鉱物名はアクアマリンと同じベリルに属しており、その緑の発色はクロムやバナジウムが内部に含まれることに起因します。同じベリルで黄緑色をしたものでも、発色の仕組みが鉄イオンに関係するものはエメラルドとして扱われず、グリーンベリルやヘリオドールと呼ばれます。
エメラルドは歴史の長い宝石で、その語源は緑色の貴石という意味を表すサンスクリット語の「スマラカタ」からギリシャ語・ラテン語などを経て古代フランス語の「エスメラルダ」から現在の呼び方になったと言われています。
また、エメラルドの中に希にキャッアイ効果を示すものや、成長過程で閉じ込められた炭物質が黒い6本の仕切りのように見え、その形状がサトウキビを絞る農機具の歯車に似ていることから命名された「トラピッチェエメラルド」や、ほとんど産出されず大変希少価値の高い赤色のベリルで通称「レッドエメラルド」と呼ばれるコレクターに人気のエメラルドも存在します。
産地について
主な産地は、コロンビア・ブラジル・ジンバブエ・パキスタン・マダガスカル・ロシアなどで、現在はコロンビア産のエメラルドが世界の産出量の約50%を占めています。
評価について
エメラルドは、石れいと呼ばれる特有の内包物や小さな傷があるものが一般的で、ほとんどの場合オイル処理(エンハンスメント)が施されています。もちろん無処理のものも存在しますが全体の0.001%未満と言われています。
エメラルドの評価も他の宝石同様に、色・透明度、輝き、内包物の状態などにより判断しますが、色と同じくらいに透明度も重要な要素となります。
最高品質と言われるのは、コロンビアのムゾー鉱山で産出されるもので、柔らかで濃く、透明度の高いエメラルドです。濃い緑でも一定程度を超えてしまうと黒ずんだ緑になり評価は下がっていきます。
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